最新のICTを医療・福祉の現場に活用することで,高齢者や社会的弱者の方々がより良い生活を送れるよう支援できないか.近年,こうした動きは世界規模で広がっています.
我々のグループでは,ソフトウェア工学およびSOAの理念を生かしながら,IoTやクラウド,バーチャルエージェント技術を連携して,社会的弱者の支援を行うシステムやサービスの研究開発を行っています.
具体的には,高齢者の見守り支援や認知症者のメモリエイド,バーチャルエージェントを利用したカウンセリングシステム等を開発しています.研究においては,病院や福祉施設,養護学校と提携し,実際の高齢者や障碍者の方々の意見を聞き,実際にシステムを利用してもらいながら,より良いシステム,サービスを目指した取り組みを行っています.
ヴァーチャルエージェントによるもの忘れリマインド
VirtualCareGiver: バーチャルエージェントを活用した個人適応ケア提供システム
環境変化と声掛けに基づく在宅高齢者の日常生活行動センシング
LODを活用した日常カウンセリングシステム
Tales of Familiar: IoTを活用した個人向け話題提供サービス
MIETA: 聴覚障害者のためのマルチモーダル発話可視化アプリケーション