ISG@バンクーバーに参加しました(大西,鎌田,中田)

報告者: 大西 2026-04-09

2026年3月26日(金)~2026年3月29日(月)の4日間,バンクーバーで開催された「International Society for Gerontechnology’s 15th World Conference(ISG)」に大西,鎌田,中田が参加しました.

発表の概要

以下の研究テーマについて発表を行いました.

鎌田「A Study on Visualizing Social Connections of Older Adults Using a VA Listening Service」
大西「Egocentoric Snapshot-based Diary Generation Service for Elderly Memory Support」
中田「Conversational RAG System Using Practical Dementia Care Knowledge」

この度の研究会に参加し,様々な研究について学ぶ貴重な機会を得ました.今回参加したメンバーのうちの学生2人は初の海外学会への参加でしたが,各自が準備してきた研究内容を発表し,多くの方々と議論することができました.

質疑応答では,高齢者支援の専門家の方々から多くのご意見やご質問を頂きました.エンジニアの立場からは思いつかないような実践的な観点からの質問やアドバイスをいただき,大変勉強になる交流となりました.また,自分たちの研究を高齢者支援の視点から改めて見直す良い機会にもなり,今後の研究の進め方や発表の仕方について多くの気づきを得ることができました.

さらに,会議に参加された専門家の方々の研究発表を聴講することで,自分たちとは異なる観点やアプローチを用いた高齢者支援の研究にも触れることができました.それぞれの研究における問題設定の仕方やアプローチの違いは非常に興味深く,研究の視野を広げる貴重な経験となりました.

発表の様子(鎌田)

高齢者の社会的つながりの把握を目的として,VAとの対話を通して高齢者の交流情報を収集し,交流記録をグラフとして可視化する手法についての発表を行いました.

発表の様子(大西)

軽度認知障害(MCI)を抱える高齢者の記憶障害を支援するための,一人称画像の蓄積・検索システム「あのときカメラ」を活用した,日記自動生成サービスについての発表を行いました.

発表の様子(中田)

RAG対話により認知症ケアの実践知を構造化し,個別状況に応じた複数の支援策を提示する対話システムについての発表を行いました.

発表以外について

バンクーバーでは研究会参加の他に現地での食事や観光を楽しみました.

総括

今回の研究会では,高齢者支援に関する多様な研究発表が行われ,活発な議論が交わされていました.発表や質疑応答を通して多くのご意見やアドバイスを頂くことができ,自身の研究を改めて見直す良い機会となりました.また,エンジニアの立場とは異なる観点やアプローチを用いた高齢者支援の研究発表を聴講することで,新たな視点や研究の進め方について多くの学びを得ることができました.
今回の研究会で得られた知見やご意見を今後の研究活動に活かし,研究内容をさらに発展させていきたいと考えています.
最後に,本研究会の参加にあたりサポートいただいた関係各所の皆様に深く感謝申し上げます.