国際学会AVI2026@Veniceに参加しました(中田)

報告者:中田 2026-06-15

2026年6月8日(月)~6月12(金)の5日間、イタリアのヴェネツィアで開催された国際学会 AVI2026(18th International Conference on Advanced Visual Interfaces)に中田が参加してきました。

発表の概要

From Answer to Audio: Visual Traceability for AI-Assisted Meeting Retrieval」という題目でデモンストレーションを行ってきました。

ミーティング録音を対象とした拡張検索生成(RAG:Retrieval Augmented Reality)の音声Traceabilityに関するWebアプリケーションを開発し、デモンストレーションではAIの回答が本当に正しいかどうか音源を辿るインタフェースを展示しました。多くの人に研究成果を体験していただき、ディスカッションを通じて認知負荷(Cognitive Load)やAgencyについての様々な意見を頂くことができました。

今回が中田にとって初めてのデモンストレーション発表ということもあり、反省点や学びが多くありました。今後はよりクオリティの高い展示やディスカッションができるように精進していきたいと思います。

Keynote speakersの講演が大変面白く、Tangible bitsに関する石井先生の講演やRecommender Systemに関するRicci先生の講演はとても良い刺激になりました。

また、他の参加者の発表では、LLMの出力をどうインタフェース上で工夫するかといったAIに関する研究や、QRコードやVR・AR・MRを使った様々なインタフェース研究など、たくさんの大変興味深いテーマがありました。

ヴェネツィアの町

ヴェネツィアの町を巡ったり、同年代の学生や研究者とも活発な交流を行いました。

町にはいたるところにCAMPOという広場があり、CAMPOには必ずカトリック教会と水を汲む井戸があります。人が集まって話す場のデザインという観点で、非常に興味深かったです。

総括

今回参加したAVI2026はインタフェース分野の国際会議であり、洗練されたインタフェースを持つ研究成果が多くみられました。普段の中田の発表分野はソフトウェア工学やサービス・コンピューティングであり、システムアーキテクチャや一般化可能な知見について議論することが多いのですが、今回の会議ではユーザ主導の体験やデザインについて多くの重要な知見を得ることができました。今回の会議で得た様々なアイデアや知識をもとに、さらなる研究や論文投稿に励みたいと思います。

最後に、本国際会議の参加にあたりサポートいただいた関係各所の皆様に深く感謝申し上げます。